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流路式SPR装置 Bio-REX SPR300FBio-REX SPR300F

流路式SPR装置 Bio-REX SPR300F

表面プラズモン共鳴現象を利用して、各種生体分子間の結合反応速度を算出できる研究用分析機器です。

代表的な利用用途

  • 抗原抗体反応の研究
  • 薬物スクリーニング
  • レセプターとリガンドの結合特性の研究

測定原理

測定原理の図

金蒸着膜表面で光を全反射させると、表面プラズモン共鳴(SPR)現象によって共鳴角の入射光が金膜に吸収されるため、反射光に暗線が生じます。

この暗線の微細な位置変化をモニタリングすることで、金膜上への分子の結合・解離状況をリアルタイムに検出します。

特長

  • 各種結合速度定数の算出ソフトウェアを標準装備。結合-解離反応の速さを各種速度定数の形で算出できます。

結合・解離が速い反応 結合・解離が遅い反応

  • 並列2chマイクロ流路を採用することで、少量サンプル(30μL)からの測定に対応しています。

並列2chマイクロ流路 装置への微量試料注入

仕様

※表は横にスクロールしてご覧ください。

装置内温調範囲 20~37℃
測定チャンネル数 並列2ch(差動センサシステム)
ベースラインノイズ ±2 RU以下(60秒間測定時)
必要最小試料容量 30μL
本体制御方式 USB接続外部パソコンからの制御
電源 AC100~240V、50/60Hz、110VA
寸法 360mm(W)×475mm(D)×325mm(H)
本体重量 約24kg

※表は横にスクロールしてご覧ください。

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