新着情報News

環境負荷低減の開発―日本郵船㈱ 様より感謝状贈呈

感謝状とトロフィー

〈左端〉エコクラスパー


2025年6月6日(金)当社が開発・製造した「エコクラスパー」に対し日本郵船株式会社様より感謝状を頂戴いたしました。

「エコクラスパー」は、1976年発売の「クラスパー」から約半世紀にわたって、海上輸送時に各種車輛を固縛・固定し世界の海上で活躍してきました。
発売開始以来、累計出荷数は2,000万本を超え、その上、安全・無事故の実績を誇ります。

この長年の信頼と実績をもとにさらなる改良を加え、誕生したのが「エコクラスパー」です。
ベルト箇所に再生原糸99.5%を使用。製織時の温室効果ガス排出量は、既存品に比べて28%削減できる環境に優しい固縛資材へと進化しました。

本製品は、2026年導入予定の自動車 専用船「CASSIOPEIA LEADER」に採用が決定し、世界中の輸送現場で安全と環境配慮の両立を支えてまいります。
日本郵船様の国際的な輸送を陰で支えられていることを誇りに思うとともに、今回の表彰を励みに、今後も高品質な製品と技術で社会に貢献してまいります。

★エコクラスパーの詳細は、こちら
 



3社 共同開発「エコクラスパー」試験運用開始

エコクラスパー

▲ 99.5%再生繊維のエコクラスパー


2024年4月23日(火)、自動車 専用船「CASSIOPEIA LEADER」に、日本郵船㈱、郵船商事㈱、レクザムの3社共同で開発を進めていた自動車固定具「エコクラスパー」が完成し、試作品100本の試験運用が開始されました。

「エコクラスパー」は、自動車の海上輸送時に甲板と自動車を固定する荷締め具です。
レクザムでは、「クラスパー」として1976年の発売開始以降、累計1,900万本以上を販売し、悪天候の海上でも、車同士の接触をガードしています。
★    製品情報「クラスパー」
https://www.rexxam.co.jp/products/clasper.html

今回、共同開発で誕生した「エコクラスパー」は、ベルト箇所に再生原糸99.5%を使用することで、製織時の温室効果ガス排出量が既存品に比べて28%削減できる見込みです。
今後、自動車 専用船「CASSIOPEIA LEADER」で実際に使用し、更なる改良を重ね、2026年度を目途に完成品の正式販売を目指します。
「カーボンニュートラル」の実現に向けて、新しい一歩がスタートしました。

※「カーボンニュートラル」とは、
二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「(人為的)排出量」 から、植林、森林管理などによる「吸収量」 を差し引いて、合計を実質ゼロにすること。
~環境省「脱炭素ポータル」HP参考~
https://ondankataisaku.env.go.jp/carbon_neutral/about/


このページの先頭へ